『意志の力ではなく、仕組みで貯める。』手取り36万・0歳児パパの記録
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株の学習2026.08.15 公開

投資で利益が出る仕組み。そのお金はどこから来るのか

しくみパパ
「投資をすればお金が増える」と言われても、そのお金がどこから来るのかが分かりませんでした。
誰かが損をして、その分が自分に来るのか。それとも別のどこかから湧いてくるのか。ここを調べ直しました。
この記事で分かること
  • 投資で利益が出る道は2つしかないということ
  • 「売った差額」で増えるとはどういうことか
  • 「配当」というお金は、どこから出ているのか
  • そもそも、なぜ値段が上がるのか
  • 逆に、なぜ減ることがあるのか
  • 投資信託の場合、その仕組みはどう見えるのか
  • 「分配金が多い=もうかっている」ではない、という話

増える道は2つだけです

道中身受け取るタイミング
① 売った差額買ったときより高くなった状態で売る。その差額売ったとき
② 配られるお金会社がもうけた一部が配られる決められた時期

この2つ以外に、増える道はありません。ここを押さえておくと、商品の説明が読めるようになります。

しくみパパ
①を値上がり益(キャピタルゲイン)、②を配当(インカムゲイン)と呼びます。
言葉は難しく見えますが、「売って得たか」「持っていて受け取ったか」の違いだけです。

① 売った差額で増える

いちばん分かりやすい形です。

 金額
買ったとき10,000円
1年後の値段12,000円
売ったときに手に入る差額+2,000円

※説明のための例です。実際の商品の実績ではありません。手数料と税金は考えていません。

売るまでは、まだ利益になっていません 値段が上がっていても、持っているだけでは手元にお金は入りません。
逆に、値段が下がっていても売らなければ損は確定していません。ここが預金と大きく違うところです。

なぜ値段が上がるのか

ここが一番の疑問だと思います。答えは「その会社を買いたい人が増えたから」です。

起きること値段は
買いたい人が、売りたい人より多い上がる
売りたい人が、買いたい人より多い下がる

では、なぜ買いたい人が増えるのか。その会社がこれから稼ぎそうだ、と思う人が増えたときです。

しくみパパ
ここでやっと繋がりました。値段の上下は、会社の稼ぐ力の見通しを表しているということです。
数字が勝手に動いているのではなく、裏に会社の商売があるわけです。

「会社が成長する」とは、何が起きることなのか

抽象的な言い方に聞こえるので、具体的にします。

会社がやることその結果
商品が売れて、売上が増えるもうけが増える
↓
買いたい人が増える
↓
値段が上がる
新しい店や工場を出して、売る場所を増やす
無駄を減らして、同じ売上でも残る額を増やす

自分たちが普段している買い物が、その入口です。コンビニで飲み物を買えば、その会社の売上になります。それが積み上がって、もうけになります。

しくみパパ
投資の話が急に身近になったのが、ここでした。
難しい金融の話ではなく、会社が商品を売って稼ぐという当たり前の話が土台になっています。

② 配られるお金で増える

こちらは売らなくても受け取れるお金です。

  1. 会社が商品やサービスを売って、もうけを出す
  2. そのもうけの一部を、お金を出してくれた人に配る
  3. 持っている量に応じて、自分のところに来る
しくみパパ
預金の利息と似ていますが、決定的に違う点があります。
利息は「◯%」と約束された額ですが、配当は業績しだいで変わります。もうからなかった年は、出ないこともあります。
配らない会社・配らない商品もあります もうけを配らずに、次の商売に使って会社を大きくするという選び方もあります。
その場合は配当が出ないかわりに、会社が育つことで値段のほうが上がることが期待されます。「配当なし=損」ではありません。

受け取ったお金を、もう一度使うこともできます

配られたお金の扱い方は、受け取るときに2通りから選べます。

しくみパパ
再投資(さいとうし)とは、配られたお金で同じものをもう一度買い足すことです。
自分で買い直す作業はいりません。最初に設定を選んでおけば自動で行われます。
選び方何が起きるか持っている量は
受け取る現金として口座に入る。すぐ使える変わらない
再投資する現金は入らず、そのお金で買い足される増える

100万円分を持っていて、1年で2万円が配られた場合で並べます。

 手元に入る現金持っている量
受け取る20,000円100万円分のまま
再投資する0円102万円分

※説明のための例です。実際の商品の実績ではありません。税金は考えていません。将来の結果を示すものでもありません。

どちらが正しい、という話ではありません いま使いたいお金なら受け取る。増やすことが目的なら再投資して、翌年はその分も一緒に働かせる。
目的が違うだけで、優劣ではありません。途中で変更できるのが普通です。
しくみパパ
迷ったのは、再投資なら税金もかからないのではという点でした。
調べたところそうではありませんでした。NISA以外の口座では、配られた時点でいったん税金が引かれ、残った額で買い足されます。手元を通らないだけで、扱いは受け取ったときと同じでした。

つまずきやすいところ:誰かの損が、自分の得になっているのか

私はここを勘違いしていました。ギャンブルのように、誰かが払ったお金が自分に回ってくるのだと思っていたのです。

 お金の出どころ全体の合計は
ギャンブル参加者が出したお金胴元の取り分がある分、必ず減る
投資会社が商売で稼いだお金会社が成長すれば、全体が増えうる

投資では、お金が会社の事業に使われます。その会社が商品を売って利益を出せば、参加者全員の合計が増えることがありえます。

※「ありえる」という話です。会社が成長しなければ全体が減ることもあります。必ず増えるという意味ではありません。

投資信託の場合は、どう見えるのか

ここまでは「会社にお金を出す」という形で説明してきました。投資信託の場合も、中で起きていることは同じです。

 何が起きているか
中身たくさんの会社の株などが入っている
その会社が成長すると中身の値段が上がる
結果として投資信託の値段(基準価額)が上がる
配当は中に入ったままにするか、分配金として配られる
しくみパパ
投資信託そのものが儲けを生んでいるわけではありません。入れ物です。
増えているのは中に入っている会社のほうで、その結果が値段に表れます。ここが分かると、商品の説明が読めるようになります。

先ほど株のところで書いた「配らない会社もある」という話は、そのまま投資信託の分配金にも当てはまります。配らずに中に入れたままにする商品は、その分だけ値段のほうが上がっていきます。

「分配金が多い=もうかっている」ではありません

ここは注意が必要なところでした。配られたお金が、必ずしももうけから出ているとは限りません。

名前お金の出どころ税金は
普通分配金もうけの中から配られた分かかる
元本払戻金
(特別分配金)
自分が出したお金が戻ってきただけかからない
しくみパパ
「税金がかからない」と聞くと得に見えますが、理由は逆でした。
もうけではなく、自分が出したお金が返ってきただけだから、かからないのです。財布から出した1万円が戻ってきても、それは収入ではありません。
配られた額の大きさだけでは、判断できません 分配金がたくさん出ていても、中身を取り崩して配っているだけのことがあります。その場合、配られた分だけ値段(基準価額)は下がります。
右のポケットから左のポケットに移しただけという状態です。増えたかどうかは、分配金の額ではなく「受け取った額+いまの評価額」の合計で見るしかありません。

実際に、いつ手元に入ってくるのか

「増えた」と言っても、自分の銀行口座にお金が入るまでには段階があります。評価額が増える → 売る → 証券口座に現金として入る → 銀行口座へ出金する、という順番です。

売る手順や、現金になるまでの日数はNISAの売り方のほうにまとめました。ここで押さえておきたいのは、次の1点だけです。

画面の数字は、まだ自分のお金ではありません 評価額が10万円になっていても、売るまでは1円も受け取れません。売った時点の値段で決まります。
「増えた」と「受け取った」は別の話です。ここを分けて考えないと、判断を誤ります。

受け取るときに、税金が引かれます

利益が出た状態で売ると、その利益から税金が引かれます。引かれたあとの残りが、実際に手元に入る額です。

※税率は20.315%(所得税15%+復興特別所得税0.315%+住民税5%)です。NISAの中で買っていれば、この税金はかかりません。

逆に、なぜ減るのか

増える理由が分かれば、減る理由も同じ形で説明できます。

減る場面何が起きているか
値段が下がったその会社がこれから稼げないと思う人が増えた
配当が減った・出なかった会社のもうけが減った
費用がかかった買うときの手数料や、持っている間の費用が引かれた
「増える仕組みがある」=「必ず増える」ではありません 会社が思ったように稼げなければ、値段は下がり、配当も減ります。
仕組みが分かったからといって、結果が保証されるわけではないという点は、はっきり分けて覚えておきたいところです。

利益について、勘違いしやすいところ

仕組みが分かったあとでも、金額の見え方でつまずく場面があります。調べていて引っかかった点を並べます。

そう思いがちなこと実際は
毎月少しずつ増えていく増える月も減る月もある。上下しながら動く
増えた分は、利息のように別に貯まる別枠にはならない。評価額の中に混ざっている
もうかったら知らせが来る来ない。自分で口座の画面を見にいく
損が出たら、その分は返ってくる返ってこない。ただし同じ年に出た利益と差し引きする仕組みはある(NISAの中では使えません)
しくみパパ
預金の感覚のまま見ると、ここで混乱します。預金は「元のお金」と「ついた利息」が別々に表示されます。
投資ではぜんぶ合わさった1つの金額が出てくるだけでした。いくら増えたのかは、出した額と引き算しないと分かりません。
手続きが増えるわけではありません 税金の計算や差し引きは、特定口座(源泉徴収あり)という種類の口座を選んでいれば証券会社が自動でやってくれます。
会社員が投資を始めても原則、確定申告は増えません。口座の種類ごとの違いは特定口座と一般口座の違いで詳しく扱っています。

まとめ

この記事のまとめ
  • 増える道は「売った差額」と「配られるお金」の2つだけ
  • 売るまでは利益になっていない。下がっていても、売らなければ損は確定していない
  • 値段が上がるのはその会社が稼ぎそうだと思う人が増えたとき
  • 配当は会社のもうけの一部。約束された利息とは違い、業績しだいで変わる
  • 配られたお金は受け取るか、買い足す(再投資)かを選べる
  • 分配金が多い=もうかっている、ではない。中身を取り崩して配っていることもある
  • 増えた分は別枠に貯まらない。出した額と引き算して初めて分かる
  • お金の出どころは会社の商売。誰かの損が自分の得になっているわけではない

出どころを1つ掴むと、増える話も減る話も、同じ物差しで読めるようになります。「なぜ上がるのか」も「なぜ下がるのか」も、結局は会社が稼げるかどうかの話に戻るからです。

調べてみて一番すっきりしたのは、値段の上下の裏には会社の商売があると分かったことでした。数字が独りでに動いているように見えていたので、そこが怖さの正体だったのだと思います。

しくみパパ
出どころが分かるだけで、投資の話がぐっと読みやすくなります。ここは飛ばさずに押さえておきたいところでした。
この記事は投資の学習記録です書いているのは金融の専門家ではなく、投資を学んでいる会社員です。特定の銘柄や金融商品をすすめるものではなく、将来の利益を保証するものでもありません。投資には元本割れの可能性があります。最終的なご判断はご自身でお願いします。
しくみパパ
しくみパパ会社員 / 0歳児のパパ

高卒 → 個人事業主・アルバイト → 会社員。手取り36万・ボーナスなしで、AIを使って貯金と投資の仕組みを作っています。毎月の収支と資産をそのまま公開しています。

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