コンビニ支出をAIに仕分けさせたら、金額より回数のほうに形が出た。7か月で68回・1回265円
しくみパパ
2026年1月〜7月の7か月で68回・17,997円。金額は小さいのに、回数のほうに形が出ていました。
- コンビニ代は金額で見ると小さく、回数で見ると別のものが見えること
- 実際の内訳(7か月で68回・17,997円・1回あたり265円)
- 1回の金額ごとに並べ替えると何が分かるか
- アプリが無くても、自分の明細で同じ確認をする手順
※集計の対象は私が持っているカードすべての明細(生活用2枚+仕事用1枚)の、2026年1月〜7月ぶんです。現金で払った分は明細に残らないので入っていません。つまりここに出てくる数字は「少なくともこれだけはある」という下限で、実際はもう少し多いはずです。
また68回のうち9回(1,856円)は、共同財布の負担分かどうかを突き合わせ切れていない行です。全部が自分ひとりの買い物とは限りません。
やったこと:明細からコンビニだけを抜き出して数えた
しくみパパ
店名ごとに貼るラベルを一度決めておけば、次の月からは同じ作業を機械が繰り返してくれます。
やっている中身は単純です。明細の中からコンビニのチェーン名が入っている行だけを抜き出して、回数と金額を数える。それだけです。人間が明細を上から目で追う代わりに、機械に同じことをさせています。
※チェーンの内訳は、いちばん多いセブンイレブンが41回。残りはローソン・ファミリーマートなどでした。どの店舗かは書きません(住んでいる場所が分かってしまうため)。
出てきた数字:7か月で68回・17,997円
| 項目 | 数字 |
|---|---|
| 期間 | 2026年1月〜7月(7か月) |
| 回数 | 68回 |
| 合計 | 17,997円 |
| 1回あたり | 265円 |
| 1か月あたり | 約2,571円/約9.7回 |
| 手取り(月360,000円)に占める割合 | 約0.7% |
※17,997円 ÷ 68回 = 265円。17,997円 ÷ 7か月 = 2,571円。2,571円 ÷ 360,000円 = 約0.7%。
金額だけを見れば、月2,500円ほどです。正直に言って、家計を立て直すために手をつける場所ではありません。同じ7か月で、サブスクや年払いのほうは1桁上の金額が出ています。
しくみパパ
ところが同じ68行を回数で並べ直したら、見えるものが変わりました。
1回の金額ごとに並べたら、回数の57%が200円未満だった
68回を「1回いくらだったか」で4つに分けます。回数の割合と、金額の割合を並べて見るのがポイントです。
| 1回の金額 | 回数 | 回数の割合 | 合計金額 | 金額の割合 |
|---|---|---|---|---|
| 200円未満 | 39回 | 57% | 6,773円 | 38% |
| 200〜399円 | 20回 | 29% | 5,067円 | 28% |
| 400〜699円 | 5回 | 7% | 2,724円 | 15% |
| 700円以上 | 4回 | 6% | 3,433円 | 19% |
| 合計 | 68回 | 100% | 17,997円 | 100% |
※割合は四捨五入しているため、回数の合計は99%になります。
半分以上(57%)が、1回200円に満たない買い物でした。39回ぶんを合計しても6,773円です。7か月で6,773円ということは、1か月あたり約968円。
一方で、700円以上の買い物はたった4回なのに、金額では19%を占めています。金額の表と回数の表では、主役が入れ替わるわけです。
- 金額で見ると「700円以上の4回をやめれば3,433円減る」という話になります
- 回数で見ると「200円未満の買い物のために、7か月で39回コンビニに入っている」という話になります
1回265円という平均額は、まとめ買いの金額ではありません。何かを1〜2点だけ買って出てくる形だと読めます。月に10回近くそれをしている、というのがこのデータから言えることです。
月ごとの回数は、行動ではなく「どのカードで払ったか」を映していました
回数を月ごとに並べると、右肩下がりに見えます。ですがカード別に分けると、まったく別のものが見えました。
| 月 | 回数 | メインのカード | 仕事用のカード |
|---|---|---|---|
| 2026年1月 | 3回 | 0回 | 3回 |
| 2026年2月 | 13回 | 0回 | 13回 |
| 2026年3月 | 13回 | 7回 | 6回 |
| 2026年4月 | 12回 | 12回 | 0回 |
| 2026年5月 | 10回 | 10回 | 0回 |
| 2026年6月 | 9回 | 9回 | 0回 |
| 2026年7月 | 8回 | 8回 | 0回 |
さらに1月は、どちらのカードも明細が月の途中(16日・20日)からしか無く、「3回」は実質1月下旬だけの数字です。つまりこの表は、行動の変化ではなくカードの使い分けの変化を映しています。
グラフの形がきれいに右肩下がりだったので、最初は「減っている」と読みかけました。減っていたのは回数ではなく、そのカードを使う頻度のほうです。家計の記録で怖いのは、数字が動いたときに後から都合のいい理由をつけてしまうことだと思っています。分解できるところまで分解して、それでも分からなければ、分からないまま並べておく。
※この記事で読み取れるのは、月ごとの増減ではなく「1回平均265円・200円未満が57%」という小口高頻度の形のほうです。月どうしの比較には、同じカードで揃った期間が要ります。
自分の明細で同じ確認をする手順
アプリは要りません。明細と、並べ替えができる画面(またはペン)があれば同じことができます。
- カード明細を6か月分ダウンロードする。カード会社のサイトから取れます。まとめて1つの表にします
- 店名でコンビニの行だけを抜き出す。チェーン名(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)で検索をかけるのがいちばん早いです。1チェーンずつやってください。まとめてやろうとすると漏れます
- まず行数を数える。金額より先に回数です。ここを飛ばすと、この記事の話は再現できません
- 合計金額を出して、回数で割る。これが「1回あたりいくらか」です
- 1回の金額が小さい順に並べ替える。200円未満が何回あるかを数えます。ここに形が出ます
- 月ごとの回数も出しておく。1回では意味が分かりませんが、来月・再来月と並べると変化が見えます。ただし途中で使うカードを変えていたら、その月をまたいだ比較はできません(私はここで一度読み違えました)
- コンビニで買った日用品や雑誌も、回数としては1回に数える(店に入った回数を見たいため)
- 公共料金の払い込みなど、買い物ではないものは別扱いにする
- 現金払いは明細に出ないので、最初から「これは下限の数字だ」と割り切る
- 現金で払った分は1回も入りません。カードやスマホ決済しか通っていない数字です
- 明細に店名ではなく決済サービスの名前で載る行があります。その行はどの店か分からないので、今回は除いています。実際の回数はもう少し多いはずです
- 何を買ったかは明細に出ません。分かるのは「いつ・どの店で・いくら」までです
数えたあとに何をするか
しくみパパ
月2,500円のために我慢を増やすと、だいたい別のところで反動が出ます。
やることを1つに絞るなら、回数のほうだけを毎月記録することだと思っています。金額は月2,500円前後で、見ていてもほとんど動きません。同じ支払い方に揃えたうえで回数を並べれば、金額より先に変化が出るはずです。そこはこれから数か月ぶんためて確かめます。
そして、この作業の価値は金額ではありません。コンビニで消えているのが「お金」ではなく「回数」だと分かることのほうです。月10回近く立ち寄っているという事実は、金額の表をどれだけ眺めても出てきませんでした。
まとめ
- 2026年1月〜7月のコンビニ支出は68回・17,997円。1回あたり265円、月に直すと約2,571円で手取りの約0.7%
- 金額としては小さい。ここを削っても家計は変わらない
- 1回の金額で並べ直すと、回数の57%(39回)が200円未満だった
- 逆に700円以上はたった4回で、金額の19%を占める。金額で見るか回数で見るかで主役が変わる
- 月ごとの回数は3回〜13回と動くが、カード別に分けると、その増減は使うカードが入れ替わったせいだった。月どうしの比較には使えない
- 同じ確認は明細があればできる。金額より先に回数を数えるのがコツ
大事なのは17,997円という金額ではなく、「金額で見ていたものを回数で見直す」という手順のほうです。同じことをすれば、それぞれの回数が出ます。
今回の集計を出すまで、自分がコンビニに何回入っているかという数字は一度も出したことがありませんでした。金額は家計簿を見れば分かりますが、回数は数えようとしない限り、どこにも出てきません。
しくみパパ
金額ではなく回数で答えられる人は、たぶんほとんどいません。減らさなくていいので、まず数えてみてください。