『意志の力ではなく、仕組みで貯める。』手取り36万・0歳児パパの記録
AIで貯金と投資を自動化するブログ
使った道具2026.08.04 公開

市販の家計簿アプリをやめて、AIと自分用の資産管理アプリを作った話

しくみパパ
自分の家計を見るために入れたマネーフォワードは、3か月で開かなくなりました。
ところが同じ時期に、妻と使っている共同の家計簿アプリのほうは今も続いています。この差が原因を教えてくれました。
この記事で分かること
  • 同じ人が使って、続いたアプリと続かなかったアプリがある理由
  • 家計簿が続かなくなる本当の原因
  • プログラムを書けない人がAIでアプリを作る流れ
  • 自作にして何が変わったか

同じ人間が使って、片方だけ続いた

私はいま、家計簿アプリを2つ使っています。結果は正反対でした。

 用途結果
マネーフォワード自分ひとりの家計を見る3か月で開かなくなった
オシドリ夫婦の共同の生活費を管理するいまも続いている
違いは意志ではなく、開く理由があるかどうかでした オシドリは妻と毎月精算をしています。その日までに入れておかないと精算ができないので、アプリを開く理由が外から与えられます。
自分ひとりの家計簿には、それがありません。開かなくても誰も困らないので、開かなくなりました。
しくみパパ
同じ人間が、同じ時期に使って、この差です。
続かなかったのは私の性格ではなく、続く形になっていなかったからだと気づきました。

だとすれば、自分ひとり用にも「開かなくても成立する形」を作ればいい。そう考えて、自作に進みました。

自分ひとり用のアプリが続かなかった理由

原因は3つありました。どれも「自分がサボったから」ではありません。

理由①:入力が必要だった

レシートを撮る、金額を入れる、カテゴリを選ぶ。1日1回でも、毎日となると続きません。

しくみパパ
銀行やカードと連携できるアプリもありますが、連携できないものが必ず残ります。現金払い、家族への送金、年に1回の支払いなど。結局そこを手で埋めることになりました。

理由②:自分の家計に合わない分類だった

我が家は夫婦で財布を分けていて、共同の生活費は別の口座から出しています。市販のアプリは「世帯でひとまとめ」が前提のものが多く、この形をうまく表せませんでした。

自分の支出なのか、共同から出たものなのかが混ざると、数字が信用できなくなります。

理由③:見たい数字が出てこなかった

私が知りたかったのは「今月いくら使ったか」ではありませんでした。

本当に知りたかったこと
  • 毎月確実に残るのはいくらか(一番厳しい月でいくらか)
  • 年に1回の支払いを含めると、毎月いくら取り分けるべきか
  • いま契約している定期的な支払いは全部でいくらか

市販のアプリはどれも「今月」を見せる作りでした。私が必要だったのは「年で見た数字」です。

AIに作らせた流れ

私はプログラムを書けません。ITの仕事もしていません。それでも作れました。

  1. カード会社と銀行のサイトから、明細をCSVでダウンロードする。手入力はここで完全になくなりました
  2. AIにCSVを渡して、仕分けの仕組みを作らせる。「この店はこのカテゴリ」というルールを一度決めれば、以後は自動です
  3. 見たい数字を日本語で指示する。「一番厳しかった月を基準に、毎月確実に残る額を出して」と伝えるだけです
  4. 画面を作らせる。グラフや表の形も、日本語で「こう見せて」と伝えます
しくみパパ
CSVとは、表の形をしたデータのファイルです。カード会社のサイトから明細をダウンロードするときに選べる形式のひとつで、「CSV形式」というボタンを押すだけで手に入ります。

AIに任せて失敗したこと

うまくいった話だけ書くと嘘になるので、失敗も残します。

実際に起きた失敗
  • カードを取り違えて集計していた。ファイル名で判定していたため、名前が違うファイルが別のカード扱いになり、誤って取り込まれていました
  • 同じ月の明細を2回取り込んで、金額が倍になっていた。気づかなければ「今月は使いすぎた」と誤解するところでした
  • 1回の請求額を年額だと勘違いして計算していた。半年ごとの支払いを1回分として数えていたので、金額が半分になっていました

AIは指示どおりに動きますが、指示が間違っていれば間違ったまま動きます。数字が合っているかは、自分で確かめる必要がありました。

いまは同じ月を2回取り込もうとすると止まるようにしてあります。失敗するたびに、失敗できない形に直しています。

自作にして変わったこと

 市販のアプリ自作
毎月の作業毎日の入力CSVを置くだけ(月1回)
財布を分けた家計表しづらい自分の分だけを正確に出せる
年払いの扱いその月の出費として出る年額に直して毎月に割る
費用月額がかかるものが多い0円
作るまでの手間入れるだけ数日かかった
しくみパパ
何度も挫折した家計簿が、いまも続いています。意志が強くなったわけではなく、やることが減っただけです。

一番大きかったのは、毎日の入力がゼロになったことです。月に1回CSVを置くだけになったので、続かない理由がなくなりました。

自作をおすすめできる人・できない人

向いていると思う人
  • 市販のアプリを何度も試して、毎回続かなかった人
  • 夫婦で財布を分けているなど、一般的でない家計の形の人
  • 見たい数字がはっきりしている人
おすすめしない場合
  • 市販のアプリで足りている人。わざわざ作る理由がありません
  • すぐに結果がほしい人。私の場合、形になるまで数日かかりました
  • 数字を自分で検算する気がない人。間違ったまま気づかないほうが危険です

まとめ

この記事のまとめ
  • 家計簿アプリが続かない原因は意志ではなく「入力」
  • CSVを使えば入力はゼロにできる
  • プログラムが書けなくても、日本語で指示すれば形にはなる
  • ただしAIは間違った指示にも従う。数字は自分で確かめる必要がある
  • 市販のアプリで足りているなら、作る必要はない

大事なのは「アプリを作ること」ではなく、「入力しなくても分かる形にすること」のほうです。市販のアプリでも、連携だけで完結するなら同じ効果があります。

正直に言うと、作り始めた時点では完成するとは思っていませんでした。動くものができたのは、失敗するたびに直したからで、最初から設計できていたわけではありません。

次の記事では、このアプリを使って出した毎月の収支をそのまま公開します。

しくみパパ
しくみパパ会社員 / 0歳児のパパ

高卒 → 個人事業主・アルバイト → 会社員。手取り36万・ボーナスなしで、AIを使って貯金と投資の仕組みを作っています。毎月の収支と資産をそのまま公開しています。

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