『意志の力ではなく、仕組みで貯める。』手取り36万・0歳児パパの記録
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家計を仕組み化2026.09.20 公開

サブスクの洗い出し方。明細から「毎月の定期払い」6件・年351,276円が出てきました

しくみパパ
自作の家計簿アプリで、明細から毎月同じ額・同じ名前で出ていくものだけを機械的に拾わせてみました。
出てきたのは6件・年351,276円。サブスクのつもりで数え始めたら、携帯代やジムの月会費まで一緒に出てきました。件数も金額も、把握できていませんでした。
この記事で分かること
  • 明細からサブスクを自動で拾うときの「拾い方の条件」
  • アプリが無くても、手作業で同じことをする手順
  • 実際に出てきたのは、サブスクを含む毎月の定期払い6件・年351,276円(月に直すと約29,273円)
  • 解約するかどうかより先に決めるべきこと

明細から「毎月ほぼ同じ額・同じ名前」だけを拾う(条件は3つ)

しくみパパ
サブスクとは、契約している間ずっとお金を払い続けるサービスのことです。
買い切りと違って自分で止めない限り止まりません。動画配信、音楽、クラウドの保存容量、ソフトの月額、通信のオプションなどが当てはまります。

家計簿アプリを自作しているので、明細のCSVを読み込むところまでは毎月やっています。そこに「同じ名前が毎月出てくるものだけを抜き出す」という処理を足しました。

やっていることは単純です。人間が明細を上から下まで目で追う代わりに、機械に同じ作業をさせているだけです。

サブスクかどうかを判定する条件は、この3つで足ります。

条件中身なぜこの条件か
①名前がほぼ同じ明細に出る店名・請求元の表記が毎月一致する買い物は行き先が毎月変わる。サブスクは請求元が変わらない
②金額がほぼ同じ数十円の差は同じ扱いにする為替や税の計算で1〜2円ずれることがあるため
③毎月ある6か月のうち4回以上出てくる途中で始めた・止めたものも拾えるようにするため
「毎月ではないもの」はこの方法では出てきません 年払い・半年払いのサービスは、毎月の明細に並びません。この記事の方法で拾えるのは「毎月出ていくもの」だけです。年に1回だけ出ていくお金は、明細を6か月分すべて並べて「1回の金額 × 年の回数」を書き出す別の作業で拾いました。切り口が違うので、両方やる必要があります。

サブスクの見つけ方:「日付順」ではなく「店名順」に並べ替える

自作アプリの話をしましたが、この作業に道具は要りません。表計算ソフトどころか、明細を印刷した紙とペンでもできます。

  1. カード明細を6か月分ダウンロードする。カード会社のサイトから取れます。CSVでも、画面の印刷でも構いません
  2. 店名(請求元)の順に並べ替える。ここが肝です。日付順のままだと同じ名前が散らばって見えませんが、名前順にすると同じ請求元が縦にそろいます
  3. 同じ名前が4回以上ある行に印をつける。金額もほぼ同じなら、それがサブスクです
  4. 1件ずつ「1か月の額 × 12」を書き込む。ここまでやって初めて年額が出ます
  5. 合計する。手を止めたくなりますが、合計まで出さないと意味がありません
しくみパパ
並べ替えるだけ、というのが地味ですが効きます。
日付順の明細を眺めていた間は、何年も気づきませんでした。

※銀行の口座から直接引き落とされているものもあります。カード明細だけを見ると漏れるので、通帳(またはネットバンキングの入出金明細)も同じやり方で見てください。

出てきた数字:毎月の定期払い6件・年351,276円

項目数字
拾えた件数6件
年の合計351,276円
月に直すと約29,273円
手取り(月360,000円)に占める割合約8%
自分で使い道を決められる額(月210,000円)で見ると約14%

※351,276円 ÷ 12 = 29,273円。29,273円 ÷ 360,000円 = 約8.1%。私は毎月150,000円を共同の生活費に出しているので、残りの210,000円で割ると約13.9%。

中身はこの6件でした。洗い出した時点(2026年7月)の金額です。

サービス月額年に直すと
AIの利用料(Claude)18,121円217,452円
ジムの月会費5,478円65,736円
YouTube Premium2,280円27,360円
Appleの定期課金(2本)1,940円23,280円
携帯の料金(povo)946円11,352円
Yahoo!プレミアム508円6,096円
合計29,273円351,276円

※厳密に言うと、携帯の料金は通信費、ジムは月会費で、いわゆる「サブスク」ではありません。この方法は「毎月同じ額・同じ名前」を機械的に拾うので、サブスクも通信費も月会費も、毎月自動で出ていくものが全部一緒に出てきます。合計を知るという目的では、まとめて拾えるほうが便利です。

※この6件は、私のカードの明細から拾えた分です。これとは別に、家族で使っているNetflixやAmazonプライムを別の支払いで続けています。支払い先が分かれていると、1回の洗い出しでは全部出てきません。

月に約29,273円。手取りの約8%が、毎月自動で出ていっていました。共同の生活費に出す150,000円を除いた、自分で使い道を決められる210,000円で見ると約14%。金額としては、1か月ぶんの食費や光熱費に匹敵する規模です。

1件ずつ見ると「まあ、これくらいなら」と思う額ばかりでした。実際、6件のうち4件は月2,300円以下です。ただ、その4件だけでも合計すると月5,674円・年68,088円。残りの2件(月23,599円)が全体の約8割を占めていました。問題は1件ごとの金額ではなく、小さいものも大きいものも「合計」を一度も出していなかったことのほうです。

気づいたこと:1件ずつは小さく見える

これがこの作業でいちばん大きかった発見でした。

見る単位受け取り方起きること
1件・1か月「この程度なら問題ない」契約するときに止まらない
1件・1年「そこそこの金額だな」ここで初めて考え始める
全件・1年「これは無視できない」使っていないものが見える

サブスクは1件ずつ、別々のタイミングで契約します。だから頭の中でも1件ずつでしか思い出せません。合計する機会が一生来ないまま、口座からは毎月まとめて出ていく。この非対称さが、気づけなかった理由だと思っています。

やってみて分かった落とし穴
  • 明細の表記が実際のサービス名と違うことがある。決済代行の会社名で出ていて、何の請求か分からない行がありました
  • 無料期間中のものは金額0円なので拾えない。課金が始まってから初めて明細に出ます
  • 家族の名義で契約したものはこの明細に出てこない。洗い出しの範囲は「自分の明細」までです

「解約しろ」という話ではありません

洗い出したあと、6件をどうするかを考えました。結論として、ここで大事なのは解約するかどうかではありません。

把握していなかったことが問題であって、払っていること自体は問題ではない 内容を分かったうえで「これは払う価値がある」と決めて残すなら、それは正しい判断です。ダメなのは判断していない状態で払い続けることのほうです。
年351,276円という数字を見たうえで残すなら納得できます。見ないまま払っていたのが問題でした。

それに、家族や恋人と一緒に使っているものは、そう簡単に解約できません。うちのNetflixとAmazonプライムがまさにそれで、家族が毎日使っているので解約していません。自分だけの判断で止められるものではないし、家族が使っているなら、それは払う価値を家族で決める固定費です。

だから、解約を検討するのは「自分しか使っていないもの」からで十分です。そして年額で見て「大きい」と感じたものは、解約を検討するサインです。月々の数百円〜数千円は小さく見えますが、年に直すと数万円——生活費の1か月分に届くこともあります。「先月使ったか」を思い出して、使っていないのに年額に納得できないなら、そこで解約を考えれば十分です。

節約の記事だと「サブスクは全部解約しましょう」と書かれがちですが、それは自分の使い方を知らない人の意見です。毎日使っているものを解約すれば、生活の質が下がって別のところで反動が出ます。

しくみパパ
判断の材料は「年でいくらか」と「先月使ったか」の2つだけで足ります。
使っていて年額に納得できるなら残す。それだけの話です。

出た合計を、月の手取りで割ってみてください。私は約8%でした。この割合を見たあとで、1件ずつ「先月これを使ったか」を思い出す。順番はこれが良いと思います。先に合計を見ないと、1件ずつの判断が甘くなります。

まとめ

この記事のまとめ
  • 明細から「名前がほぼ同じ・金額がほぼ同じ・毎月ある」の3条件で拾えば、サブスクは機械的に洗い出せる
  • 道具は要らない。明細を店名順に並べ替えるだけで同じことができる
  • 私は毎月の定期払いが6件・年351,276円(サブスクのほか携帯代・ジム会費を含む)。月に直すと約29,273円で、手取りの約8%だった
  • 1件ずつは小さく見える。年額にして合計してはじめて大きさが分かる
  • 解約が目的ではない。把握したうえで残す判断は正しい。検討するのは「自分しか使っていないもの」のうち、年額で大きいと感じたものだけでいい
  • 年払いのサービスはこの方法では拾えないので、別の作業が要る

351,276円は私の数字であって、あなたの家計の数字ではありません。明細を店名順に並べ替えて、合計を出したとき、はじめて自分の数字が出ます。やることは並べ替えと足し算だけです。

正直に言うと、6件という数字が出てくるまで、自分が何件契約しているのかを答えられませんでした。使っていないものが混ざっているかどうか以前の状態だったわけです。合計を出したことが一度も無ければ、当然そうなります。

しくみパパ
明細を並べ替えただけで、毎月出ていく約29,273円の正体が分かりました。
減らさなくてもいいので、まず数えてみてください。
しくみパパ
しくみパパ会社員 / 0歳児のパパ

高卒 → 個人事業主・アルバイト → 会社員。手取り36万・ボーナスなしで、AIを使って貯金と投資の仕組みを作っています。毎月の収支と資産をそのまま公開しています。

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