積立NISAを半年で止めた理由と、再開できるまでにやったこと
しくみパパ
ずっと「自分の意志が弱いから」だと思っていたのですが、調べ直したら別の原因が出てきました。
- 積立が続かなくなる、意志とは別の原因
- 「余ったら積み立てる」がなぜ破綻するのか
- 金額の決め方をどう変えたか
- 再開する前に片付けるべきこと
何が起きたか
毎月1万円ずつ積み立てる設定にして、半年で止めました。
| 状況 | |
|---|---|
| 始めたとき | 毎月10,000円の積立を設定 |
| 続いた期間 | 約6か月 |
| 止めた理由(当時の認識) | 「今月は厳しいから、来月から戻そう」 |
| 実際に戻したか | 戻さなかった |
一度止めると、戻すきっかけがありませんでした。「来月から」と思っているうちに1年が過ぎていました。
止まった本当の原因
止めた当時は「意志が弱いから」で片付けていました。でも今年、家計を全部洗い直したときに構造的な原因が2つ見つかりました。
原因①:毎月の予算に入っていない支出があった
カード明細を6か月分すべて並べたところ、年に1回・半年に1回だけ出ていくお金が見つかりました。
しくみパパ
でも年1回の支払いは、その月だけ突然出ていくので、毎月の予算には入っていませんでした。
合計すると毎月17,026円ぶんでした。
つまり、毎月17,026円足りない状態で家計を回していたわけです。その状態で「余ったら積み立てる」としていたので、余るはずがありませんでした。
原因②:金額の決め方が逆だった
もう1つは、積立額の決め方です。
| やっていたこと | 結果 | |
|---|---|---|
| 当時 | 「1万円くらいなら大丈夫だろう」と感覚で決めた | 厳しい月に払えなくなった |
| いま | 過去6か月で一番厳しかった月を基準に決める | どの月でも払える額になる |
「いつもの月」を基準にすると、いつもより厳しい月に必ず崩れます。当たり前のことですが、当時は気づいていませんでした。
再開する前に、先に片付けたこと
すぐに再開はしませんでした。順番があると分かったからです。
- 毎月の予算に入っていない支出を洗い出した。年204,310円、毎月に直すと17,026円。これを先に取り分ける形に変えました
- 借入の状況を全部書き出した。合計372,420円。完済の月まで表にしました
- 毎月確実に残る額を計算し直した。感覚ではなく、過去6か月の実績の最低月から出しました
- 生活費の予備がない場合……急な出費で結局売ることになります
- 金利の高い借入がある場合……投資で増える見込みより、利息のほうが確実に大きいことがあります
しくみパパ
年利15%なら、10万円借りていると1年で1万5千円かかる計算になります。投資で毎年15%増える保証はどこにもないので、返済のほうが確実という考え方です。
止めていた間、口座はどうしていたか
積立を止めても、それまでに買った分は口座に残ります。私の場合は、赤字の月の穴を埋めるために最終的に売りました。いまの積立残高が0円なのは、このためです。
しくみパパ
売る時期を自分で選べなかったんです。
備えのお金がないまま投資を始めると、売る時期を市場ではなく生活が決めることになります。ここが、先に家計を整えるべきだったと考える一番の理由です。積立の設定そのものより、積立を守れる家計になっているかどうかを確かめるほうが先でした。
いつ、いくらから再開するか
2026年11月から、毎月10,000円で再開
借入の1つが完済になる月に合わせました。返済に充てていた分がそのまま浮くので、生活を変えずに始められます。
金額は前回と同じ1万円です。増やしていません。理由は、いま計算上「どの月でも確実に払える」と言えるのがこの額だからです。
その後、もう1つの返済が終わる時期に20,000円へ増やす予定でいます。返済が終わったタイミングで積立を増やすと、生活の水準を変えずに済みます。
※これは私の計画であって、おすすめの金額ではありません。金額は収入・支出・家族構成で変わります。
まとめ
- 積立が止まったのは意志の問題ではなく、毎月17,026円足りない状態だったから
- 「余ったら積み立てる」は、余らない月が来た時点で崩れる
- 金額は「いつもの月」ではなく「一番厳しかった月」を基準に決める
- 生活費の予備と借入の返済が先。順番を間違えると続かない
- 返済が終わる月に合わせて再開すると、生活を変えずに始められる
大事なのは1万円という金額ではなく、「一番厳しかった月でも払える額を出す」という決め方のほうです。同じやり方をすれば、それぞれの金額が出ます。
正直に言うと、止めた当時は自分を責めていました。続かないのは性格の問題だと思っていたからです。実際には計算が足りていなかっただけで、仕組みを直したら再開できる見通しが立ちました。
しくみパパ
次の記事では、この「毎月17,026円」がどうやって見つかったのかを書きます。